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やさしいキスのみつけかた ~said A~


「小さいなぁ・・・・麻子」


彼がそんな風に呟くから、私の心は満たされる。


やさしいキスのみつけかた ~said A~








付き合って3か月。
何度か、夜を同じベッドで過ごした。


今までに付き合った誰よりも優しくて、
大切にされていることを実感できる。


過去の男と比べるわけではないけれど、
どれだけ過去の男が、
私の外見だけで付き合っていたのか
中を見ていなかったのかよくわかる。

扱いは雑で、キスをしても、肌を重ねても、
こんなものか、と心はいつも空虚だった。


手塚と付き合い始めてから、
大切にされる、ということを初めて知った気がする。

デートをして、キスをして、抱き合って、気持ちがよくて何度意識を手放したかわからない。



ただ、ひとつ気になっていることがある。
まだ一度も彼は私を名前で呼んでない、ということだ。

恥ずかしくて、なんとなく「呼んで」と強要できないでいるし、
私も彼を名前で呼ぶことには、やはり恥ずかしさが邪魔をして呼べていない。


何度か呼んでみようとは思っているのだが・・・・。
 
 
 
 

そんなことを夢現で思っていたら、大きくて暖かい手で髪を梳かれた。




「んー・・・・まだ眠いのに、なぁにー?」


眠い目をこすりあげて、大好きな彼を見上げる。
朝一番から、一緒にいられることが幸福なんて、
今までの私では感じることのなかった幸せ。

そんなことを思いながらだったからか、自然と顔はほころんだ。


「なんでもないよ」


そういいつつ、私を抱き寄せて額に静かに口づけ、髪をなでる。
まだ肌寒い季節だからか、彼の腕の中は心地よい。
暖かくて大きい手に撫でられるのは気持ちがいい。

収まりの良い場所を探して、私は再び目を閉じた。
起きているか寝ているのかよくわからない夢心地の中で、
何度か寝返りをうち、背中を向ける恰好で収まりの良い場所をみつけた。

これで、もう少し眠れる、そう思った時、
背後から




「小さいなぁ・・・・麻子」



と、そっと彼が呟き。
背中に口づけを落とした。



大事にされているその一言がうれしくて。
名前を呼ばれたことが少しこそばゆくて、
私は耳が赤くなる。


そして、うれしくて涙がにじむ。

 
 
 

あなたと愛の歩きかたをおぼえていきたい。


ねぇ、これからも、あなたの腕につかまってていい?



ねぇ、あなたが起きたら言うわ。

きっと恥ずかしがらずに言えるから。


 
 
 
 




「ずっとずっとそばにいて、光。」

 
 
 


30分後、あなたが照れるのを楽しみにしているわ。 





******************************************* 
 
 
 
 

というわけで、柴崎編でした。

着地点が私の思っていたのとは違う方向へ進んでしまいましたが。
とりあえず手柴のしあわせいっぱいな感じが出ていれば幸いです。

島谷ひとみさんの曲をきけばきくほど、手柴にしか聞こえなくなってくるのはなぜだろう。





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